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型紙の製作工程

 予約更新、本日はいつもどうやって型紙を作っていってるかの工程でも紹介できればと思います。久々に文庫本を買ったので、これのカバーを作ろうかなあと思いました。こういうサイズが決まっているものは、そのサイズの物を資料として使います。でも本自体汚れちゃう事があるので、気をつけます・・・w

01_2
 まず大きい紙(ここではA3)に、適当に十字の線をひき、そこにモデルの物を置きます。

02_3
 印をつけて、線を引きます。

03_2
 背表紙の厚み分も線を引き、裏表紙分として最初の四角と同サイズになるように線を引きます。

04
 ブックカバーにするためには、本の表紙を差し込むポケットが必要なので、写真のように書き足します。サイズは結構な適当具合ですが、いつも最初はこういう感覚的な判断でやっております。これぐらいあればいけるかな?という目分量ですね。

06
 一度、出来上がり線をトレースしてみます。

07
 トレースした紙をカットして、本にかけてみます。これでサイズ感が大丈夫であれば次の工程へ。ポケット部分が小さいかな?大きいかな?っていう違和感があれば調整します。
 これがとりあえずの雛形になります。

05
 ブックカバーは、↑のように本のサイズそのまんまで作ると、実際には窮屈で入らなくなります。それは本自体の表紙の厚みと、布の厚みのせいです。

 基本の雛形をそのままジャストなサイズで型紙を作って、1cmの縫い代をつけておいて、実際縫うのは7mmの位置、という感じで、縫うときに加減する方法もありますが、型紙を配布するにはその方法は使えないので、縫い代をここではいったん、1.25cmで付けてます。雛形自体に各辺0.25cm追加してもいいのですが、あくまで下書きなので、とりあえずこのまんま進めています。
 表紙が分厚い場合、使う予定の布が分厚い場合は5mm足したりもします。

08
 ここからパソコン上での作業になります。紙の下書きのサイズを定規で測って、大まかなラフを作ります。

09 なぞって清書。

10
 できました。これが基本ベースなのですが、このままだと大きくてA4に印刷できません。

11
 A4サイズに収まるように分割して、のりしろをつけたりする作業をします。この作業が微妙に面倒なせいで、うちには印刷できる型紙では大物が少ない要因となっております。

 余白があくので、そこに押さえ紐の型紙を適当に作って入れました。

12
 印刷して、のりしろで貼り合わせ、最初の下書きに載せて、サイズが間違っていないかを確認します。さらに実際に本に被せてみた雛形も上に重ねてみて、きちんと縫い代線にゆとりがあるかを確認します。

 これでベースの型紙が出来たので、この後は試作用の布を裁断し、本番同様に芯を貼った上で縫ってみて、実際に本にかけて大丈夫であれば、外布のデザイン的な切り替えなんかを意識した型紙を追加で作ったりします。

 試作でダメな事に気付く事もあるので、その場合は調整しなおしです。

 こういう繰り返しで作成しています。地味な作業ですし、時間もかかるので、物によっては毎日更新用の布小物製作時間が足りなくなる事もw 最初の下書きの段階までやってお蔵入りになることもあるんですよね。それは大抵、印刷用の型紙を作るのが面倒だなって思えるとき・・・。

 ここまで書いて思い出しましたが、以前もこの作成の工程、紹介してた気がします!デジャヴ!

第9回消費マラソン中(布幅110cm/20mスタート)

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