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本とか読んだりも

 久々に本を読んだので感想を。

 今回読んだのは「食堂かたつむり 小川糸 著」です。なんとも形容しにくいですが、早いペースで読む本ではないですね。あちこちの描写や表現が不足してて、ぱっと読むと情景や主人公の感情とかがまったく把握できません。ただ、ゆっくりペースを落として、自分の想像を書かれていない部分を付け加えながら読むと、独特の空気感のある内容になります。
 これがこの作者さんの小説デビュー作らしく、小説として読むと若干稚拙な感じかも知れませんが、文章にリズムがあって読みやすいので、”ちょっとだけ他人の人生の一部を垣間見る”映画的な感じです。主人公の声が出なくなっているせいか、世界が無音に感じます。
 特に料理人の主人公が食材に向かうシーンは、常に凛とした静寂。その無音の世界に、12時を告げる梟の鳴き声が響く感じで、音のメリハリが効いた珍しい作品のような気がします。
 読後、再び最初から読みたくなったので、もう一度読もうかな~。

 冒頭で、主人公はいきなり同棲していた恋人に全財産(数百万のお金から家財道具にいたるまですべて)持ち逃げされたショックで声が出なくなってしまうのですが、声が出なくなるほどショックというのがパッと理解できなかったんですよね・・・。一瞬声が出ない、ならわかるんですが、物語上はかなりの年月声が出ない人になってる。
 どれだけ恋人を信頼していたか、好きだったのか、書かれている描写だけではピンとこなかったのです。私の人生修行が足りないのかしら。そこまで相手を好きになった事がないって事なのか。大事な物がないという事なのか。
 自分が同じ状況になったら「やられた(ノ∀`)アチャー」で終わりそうなので、主人公には感情移入できませんでした(笑)どうも作者さんと感性が違うらしく、いたるところの表現でちょっと躓きましたし。

 全体的に出てくる人が皆リアルなのに朴訥で前向きで、主人公以外は暗いドロドロした感情がなく、主人公のドロドロも後半に向けて失われていきます。
 主人公が声を失った時の表現を、”声が出なくなった”ではなく、”声が透明になった”と表現してるんですよね。最終的にはすべてが透明になるという感じで、読後感がとても良いです。

 面白いから読んで!という感じではありませんが、この透明感は清清しくて、オススメできる一冊だと思います。
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 白髪を見つけた(つд`)おぉぅ
 速攻で抜いて、なかった事にした。

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 今年こそ、梅酒を作りたい~。
 梅が出始めたら、今回は材料を買いそろえますわよ!梅干しも漬けてみたいけど、わりかし難易度が高いみたいで。梅を干す場所がうちにないというのもある・・・。
 でも梅酒は結構手軽で簡単みたいだから、作ってみる。

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