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飛騨高山旅行記(2日目)

 二日目の朝。朝食は昨日買ったパンをもそもそ食べて、部屋に備え付けのお茶を飲みつつ軽く済ませてしまいました。

 今日は白川郷という世界遺産の村を見るために、8:30出発の、予約していた定期観光バスに乗るため、高山駅前へ。荷物は駅前のコインロッカーに預けました。バスにはガイドさんが二人。ベテラン一人と、まだ20歳にもなっていない今年入社の新人ちゃん。最初はベテランが颯爽と挨拶、その後の説明は新人ちゃんに。
 新人ちゃんは、どうやら今まで敬語を使わない生活をしていたようで、簡単な敬語でも噛んでしまってます。あげく説明もまったく覚えられていなくて、途中からノートを棒読みし始めました。初々しい(*゜∀゜*)この子もいつかサラサラ語るベテランバスガイドになるのね。道中の桜の説明や民謡、いろんな昔話、白川郷での注意事項などなど、ただの送迎と思いきや、ちゃんとした観光バスでいい感じです。
 高山から白川郷までは、なかなかの山道で、結構距離がありました。2時間近くかかるのでしょうか。一度トイレ休憩が入りました。道中、ロックヒル式の堰堤を見る事ができ、珍しいものを見たなって感じです。もちろん周囲の風景もずっと見事で、緑ってやっぱ心洗われるなぁと。

01_9202_74   そして白川郷到着。いきなりタイムスリップしたかのような、田園風景が広がりました。白川郷自体は、普通に人が生活を営んでいる一般民家なのですが、まずは「野外博物館合掌造り民家園」へ。移築されてきたふるい民家がそのままの形で。あまりにも落ち着いた雰囲気、涼しい縁側に、将来こんなトコに住みたいと思ってしまいました。今回のバスツアーだと、アイスクリームが半額になるとの事で、200円のアイスを100円で食べてきました。どぶろくアイスは独特の風味。
 この茅葺屋根、屋根を葺く職人さんがいるようですが、近所の人も総出の人海戦術で葺き替えを行っているようです。片面だけで1千万円かかるそうで、維持も大変みたい。維持用の補助が出ていて、住んでいる人は1割程度の負担だそうですが、今は囲炉裏などでいぶされない生活なので、屋根に虫がついたりしけったりして痛むのが早いそう。囲炉裏生活時代は70年に1回程度だったようですが、今の現代の生活だと最低でも30年で葺き替えになるんだとか。

04_3205_20   そしてつり橋を渡り、メインの集落へ。こちらの地方では、お酒作りが有名で、この地域でもどぶろくなどが作られたりするようです。どぶろくは決められた神社などが作る感じで、勝手に作ったりする事は許されていないため、通常販売もされていないし、普段から飲むことはできませんが、ここでは試飲できる所があります。ここではみたらし団子を食べました。お酒を造る時に出るお米の粉で作ってるそう。みたらし団子といっても、甘くないので食べやすいです。
06_6 07_4  季節は折りしも田植えが始まっているところ。家の合間にある田んぼには、植えられたばかりの稲がゆらりゆらり。入場料は必要ですが、室内を見せてくれる家もあり、今回は和田家というところにお邪魔してきました。釘を一切使っていない作りだそうです。

 こうやって入れる民家があるせいか、公開していない普通の民家に、観光客が突然入ってきちゃう事もあるそうです・・・。自宅のトイレを観光客に無断で使われたり、台所に入られたり色々大変みたいです。もし行く機会がありましたら、人んちなので勝手に入らないようにしましょう(笑)

09_3 08_5  散策を終え、バスに戻り、バスは一路昼食会場のある展望台へ。展望台からは白川郷が上から一望できます。見晴らしの良さはさることながら、この風景の美しいこと。日差しはきついですが、山からの風は冷たく快適です。昼食はこの地域で有名なものを集めたもので、豆腐やおそばなど。全体的にしょっぱい保存食系が多かったです。

 再びバスに揺られて、15:00過ぎに高山駅まで戻ってきました。この観光ツアーは食事付きで6500円ですが、その価値のあるコースでした。帰りのバスの中で「あヽ野麦峠」の話をベテランガイドさんが情景たっぷりに語ったため、目から思わず変な汁が出るトコでした。
  
 ロッカーから荷物を取り出し、今夜の宿のある古川へ移動しようとしたら、列車は1時間に1本だとか2本だとかで、すでにさっき行ってしまったばかりでした。一瞬途方に暮れましたが、連れがバスの存在に気づき、バスで古川へ向かうことにしました。もうこの旅行はバスに乗りっぱなしな気がしてきます。

10_3  古川駅についたとき、もう16:00過ぎ。観光は出来ないと判断し、まっすぐ宿へ。今回取りました宿は昨日の安いところとは打って変わって高級そうなとこ。歴史と映画「あヽ野麦峠」にも縁ある割烹旅館八ツ三館。1泊2万以上します・・・。ごほごほごほ。

11_212_2   まずはお抹茶に和菓子を出していただき、宿帳記入。お部屋に案内されましたが広くてびっくり。部屋からの景色も風情があってステキ・・・。あまりにも高級感があって、すごく場違いな気分になります。くつろげるかしら・・・。そんな心配をしながらも、軽く休んだ後はいきなりお風呂へ。温泉はとても気持ちよかったです。でもここも循環湯みたいだ。

13_1  そして18:00には夕食。食事は食事場所に行かなければいけないと聞いていたので、宴会場みたいなとこのすみっこで食べるとか、お店みたいなところで食べるのかと思っていたのですが、なんとびっくりの個室でした。しかも蝋燭の明かりがムード満点です。

1415   食前酒はすごくおいしい梅酒。先付は胡麻豆腐に蝶々の形をしたイカが乗ってて、味付けは甘ミソ。小鉢は紫芋や海老を和えた皐月和え。皐月和えは紫芋の色のせいで、一瞬食べ物には見えません・・・。八寸は茗荷寿司、姫竹の辛子みそ、あずき菜の胡麻和え、寒露梅のてんぷら、白カビソーセージとモッツァレラ串。寒露梅はこの旅館で作られているそうで、てんぷらにする意味がまったくわからないのですが、すごくおいしい。

16_1 17_118   お椀は、じゅんさいとか博多真丈が入ってました。後は定番のお刺身類。温物としてはあやめ饅頭にわらびが乗ってるものが。周囲のソースはグリーンピース?これが見た目とは裏腹においしい。

19  焼き物は川魚の塩焼き。こうやって背を手前にするのが川魚、海の魚は腹を手前に向けるのがこの地域のマナーらしい。海腹川背という言葉だけを知ってましたが、まさかコレのこととは・・・。もうこの辺でおなかいっぱいになってます。

20  だがそこに来るメインディッシュ、飛騨牛のミニステーキ。ミニであることがこんなにありがたいなんて・・・。お肉はとろけるように柔らかく、それでいてジューシー。添えてある野菜もおいしくて、おなかがいっぱいだったことを忘れて完食。

21  しかし敵は手ごわく、まだまだ攻めてきます。お凌ぎとしてとろろ入りのおそば。揚げ物は河ふぐ春巻き、稚鮎、こんてつ。抹茶塩が添えられております。ちなみに河フグは、なまずです・・・。おいしいけど、もうおなかいっぱい、むにゃむにゃもう食べられない・・・。

22 23 酢の物。蓮根の細切りでサーモンを巻いてます。トマトドレッシングがかかっていて洋風なんだか和風なんだか。これは結構苦手な味でした。連れは酢の物嫌いで食べられず。先に苦手と伝えておけば、違うものに変えてくれるそうです。そしてトドメのように、そぼろご飯とお味噌汁が。正直これだけが夕食でも良かったほど苦しいです。しかし漬物がおいしくて食が進む。胃袋がゆっくりと広げられてます。

24 デザートがやっと。梅酒グラニテ(シャーベットです)さくらんぼ、甘夏寒でさっぱりと。戦いは終わった・・・。

 実に2時間かけて以上のメニューを制覇しました。

 胃が落ち着くまでしばらく時間がかかり、それでももう一度お風呂に入ってから眠りました。 

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