一件ですが、一応リクエストがあったので、デッサン講座なんかを。前もって言っておきますが、私はイラストレーターではない上に、専門的に勉強した事もない独学野郎ですので、私が現在保有してる知識、私のやり方を説明します。本で見たりネットで見たり、テレビで見たりという感じで情報源が錯綜してますので、元ネタはドコだと聞かれても答えられませんので、その辺りはご了承いただければと思います(=ω=;)
■デッサンとは■
素描(色を使わない)された絵で、いわゆる下書きみたいなモノです。デッサン力がない、デッサンが苦手という言い方をよくされますね。デッサンは”物の形状””物の量感””物の動き(流れ)”をメモするという感じに意識すれば、意味を把握しやすいと思います。
主に絵の下絵、絵の訓練法として、繰り返し描かれますので、絵に関しては基礎の基礎となります。
石膏などをモチーフとして練習される事が多いですが、大きな意味合いでは鉛筆でサラサラ描くようなマンガ絵の落書きであっても、それはデッサンの一部と言えます。
■勉強法■
デッサンの勉強は、毎日する事がとても重要になるようです。ヘタウマ問わず、何事も続ける事が大事なのです。どんな人でも毎日やってれば手馴れてそれなりになります。上手い人に追いつこうと思ったら、その上手い人の数倍は絵を描かないと永遠に追いつけないので、相当な気概が必要かと思いますが。落書きは手の運動にしかならないとも言われていますが、鉛筆を自分の体の一部として扱えるようになるなら、例え手の運動であろうと無駄ではないです。毎日描け。落書きでもいいので毎日描け!って事で(=ω=)
ただダラダラ描くだけだと、本当に手の運動になってしまって腱鞘炎になるだけなので、更にプラス。デッサンで必要なのは”物体を立体的に意識する”事です。デッサンは”量感””形””動き”のメモと説明しましたが、この3要素を意識できるかどうかで、デッサンの意味がグンとアップするのです。
描く時に実物をなるべく見る事が重要とされていますが、これはこの3要素をもっとも学習しやすいからです。いきなりモデルを雇って、ヌードになってもらって人体デッサンするのは難しいし、一般家庭に石膏はありませんが、そんな物でなくとも机の上にあるマグカップや、消しゴムや、ガチャガチャで入手したフィギュアでもいいですので、立体物をモチーフに描く事をおススメします。写真から描きおこすのは、立体感が理解できてる人じゃないと練習にならないです。2次元(写真)から2次元(紙の上)に描き写すのは、模写になるだけなので、練習にはなるけどデッサンの勉強にはなりにくいのです。筋肉や骨等の構造を学習する意味では写真からのデッサンはかなり有効です。
描く時は0.7以上のシャープペンか、できれば鉛筆がいいです。私は激安い色鉛筆を使ってます。
動きのマスター方法は、速く描くというのがもっとも訓練として適しているようです。5秒とか10秒で対象を描く練習をすると、対象の強調されている動き部分を目が拾うようになってくるので、自然と動きを意識できるようになります。テレビで動いている人の1ポーズを、書きなぐりでもいいので、描くというのが練習に最適かも知れません。速く描くために、
ヽ○ノ
| こういう骨人間で描くのです。
⌒ノ 動きだけ拾えればいいのです。
形状のマスターは、ネガポジ反転を意識する事が重要になります。ついつい対象物を見てしまいがちですが、物体の抜きの部分を意識できないと、歪んでしまいます。デッサンの訓練法では、対象から目を離さず(なるべく紙を見ちゃダメ ただし線の方向が変わる時は見て位置調整可)、輪郭線だけを描くというのがあります。どうしても輪郭線で意識できない人は、この訓練を繰り返してみるのが良いかと思います。
最後に量感ですが、立体には常に見えない裏側があるという事を意識して描けるようになる事が重要なので、歪もうがヘタだろうが構わないです。描く時はひたすら立体を意識する。これだけで、量感はマスター可能です。影をしっかり付けると、より把握しやすくなります。この影を付ける段階で鉛筆を使ってて良かったと思えるでしょう(=ω=)影だけじゃ量感がマスターしきれない人は、影を完全に無視して、出っ張ってるとこを白く、遠い部分、凹んでる部分を黒にするという明暗立体表現をすると、理解できるようになると思います。結構これは難しいですが。あと、紙と手が真っ黒になります!
とりあえず以上が、静物動物問わずのデッサン方法です。これに骨格や筋肉の知識も付随させていけば、人物絵どんと来い!状態になること請け合い。
んで、マンガ系キャラ絵を描く人で「私デッサン力がなくて」という感じな人は、上記のような事を別にやりたいとか知りたいとかではないと思うんですよね。マンガ絵から入った人の”デッサン”と美術畑から入った人の”デッサン”にはニュアンスの違いがあるというか。絵が本当に上手くなりたい、画力を上げたい、基礎力を上げたい人は上記練習は絶対必要になると思いますが。
ただ、マンガ絵をそれなりにバランス良く描きたいというだけであれば、また違う勉強法があります。それは人体のバランスを完全に覚えるという事。マンガ系キャラ絵で”デッサンが狂っている”というのは、量感やパースの狂いとかではなく、大抵の場合、手が長すぎるとか、関節の位置がおかしいというのです。パーツの大きさ、位置、長さを覚えれば、大きく”デッサンが狂っている”という状態には陥りにくいです。ただ色を塗る段階になると、ある程度量感把握ができてないと、これまた違和感ある陰をつけてしまうので、時間があるなら、ちゃんと上の練習をしてみるのが良いかと思います。
今現在、本当に絵が描けないんだ!っていう人は、まず○と□と△と直線をキレイに描けるようになる所からはじめると良いと思います。鉛筆で絵を描く事に慣れる事、線がキレイというだけで、将来的にかなりのプラスになります。ちゃんと描けるようになったら、それに影を付けて立体を意識する感じで。絵が描ける人でも、今日はあまり練習する気になれないなぁという気分の日に、この練習をすると良いといわれてますよ。直線を引くときは「まっすぐ」、○を描く時は「まるく」を意識するだけ。
■最後に人物画の参考になりそうな資料の紹介
人を描くのって楽しいねhttp://www.asahi-net.or.jp/~zm5s-nkmr/index.html
絵の講座なのに絵がないのはご愛嬌で・・・。
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